簿記2級の次に何を勉強するべきか

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いつものガジェット紹介とはちょっと趣向を変えて、今回は資格試験について書いていきたいと思います。

テーマは、「簿記2級の次に何を勉強するべきか」です。

簿記2級を取得した方、あるいはそのレベルの知識がある方の中には、
「もっと会計について勉強をしてみたい」「より専門性を高めたい」「キャリアアップのために資格を取りたい」という人が結構いるのではないでしょうか。
そこで今回は、簿記2級の後に、どの資格の勉強をするべきか、候補を上げていこうと思います。

簿記1級

受験料 7,710円
受験日 6月、11月(年2回)
勉強時間 500時間~
試験方式 穴埋め・○×問題・計算・論述

王道中の王道。2級を取得したのだから1級というのは自然な流れだと思います。
ただ、合格までに最低でも500時間となると、ちょっと気軽に目指そうとは言えない資格だと感じます。

【メリット】
・シンプルに「簿記資格の中で最高峰の資格」である(ため、取得すれば自信につながる)。
・税理士試験の受験資格が得られる。
(ただし、大学で「経済」「法律」系の単位を一つでも取得していれば、そもそも税理士試験の受験資格有り。しかも卒業後でも可)。

【デメリット】
・特になし。

税理士試験 簿記論

受験料 4,000円
受験日 8月(年1回)
勉強時間 500時間~
試験方式 計算100%/理論0%

税理士試験の一科目。
税理士になるには、11科目のうち、5科目に合格しなければなりませんが、この簿記論と財務諸表論は必須とされている二科目です。

経理に詳しくない方は(そんな人がこの記事を見ているかは知りませんが)、
税理士の試験に会計の知識が必要なの?と思われるかもしれませんが、
税と会計は密接な関係があり、「会計という土台の上に税務がある」と言えます。
そのため、税理士になるために、簿記の試験が必須とされているのです。

税理士試験の一科目と言っても、内容はあくまで簿記試験のため、
税理士になるつもりがなくても、キャリアアップ・スキルアップのために取得するという方もいますよね。

実際私の会社には、経理未経験ながら、簿記論と財務諸表論に合格して、経理として転職してきた方がいらっしゃいます。

【メリット】
・キャリアアップ・スキルアップに有効(評価されやすい)
・税理士試験の一科目で、一度合格すれば失効することはない。
・試験は計算問題中心。

【デメリット】
・試験が年一回しかない。

税理士試験 財務諸表論

受験料 4,000円
受験日 8月(年1回)
勉強時間 450時間~
試験方式 計算50%/理論50%

税理士試験の一科目。簿記論と対をなす科目です。
一般的には簿記論よりも少し簡単と言われているようです。
ただし、簿記論と違って記述問題があるので、そこをどうとらえるかによると思います。

【メリット】
・キャリアアップ・スキルアップに有効(評価されやすい)
・税理士試験の一科目で、一度合格すれば失効することはない。

【デメリット】
・試験が年一回しかない。

建設業経理士1級

受験料 13,680円(三科目受験の場合)
受験日 9月、3月(年1回)
勉強時間 300時間~
試験方式 論述、計算、選択問題等

個人的にかなりいいなと思っている資格です。
一言でいうと「建設業特有の論点を含んだ簿記試験」です。
内容は、日商簿記1級とかなり重複しますので、建設業界に関係ない人でも、スキルアップのために有効だと思います。

また、この試験の最大の特徴は「公共事業入札の際に、資格保持者がいると有利に働く」点にあります。
簿記系の資格としては珍しく「保持していること、そのものに意味がある」という珍しい資格なのです。
そのため、企業によっては、資格を持っていると優遇される場合もあるようです。

試験は「財務諸表」「財務分析」「原価計算」の三科目で、科目合格制。
中でも「財務分析」は、経理でなくとも経営にかかわる人ならば有用な内容なので、その点も評価できます。

【メリット】
・努力すれば合格できる試験と言われている。
・公共事業の入札の際、会社に資格保持者がいると有利になる。
・「財務分析」の勉強ができる。

【デメリット】
・知名度が低い

米国公認会計士(U.S. CPA)

受験料 10万以上
受験日 自由に選択できる
勉強時間 1,000時間~
試験方式 選択、計算問題(英語での試験です)

試験は英語で行われますが、日本で受験可能です。
内容としては、会計、法律、税務等、ビジネスにかかわる幅広い知識が問わます。
20代でこの資格を持っていれば、監査法人への就職も可能と言われており、
キャリアアップに極めて効果的な資格と言われています。

また、会計士になるつもりがなくとも、英語を含めたビジネスのコアスキルをまんべんなく習得できるため、挑戦する意味は十分にある資格と言えるでしょう。

しかし、受験のために、会計の単位が必要で、会計・商業系の学部を卒業していない場合、まず単位を取得する必要があります。

基本的に独学での合格は難しいとされ、
商業系の学部を卒業した人なら20万~、それ以外の学部を卒業した人は50万以上の予備校代かかってしまいます。

最低でも総額30万、一般的には100万弱のお金が必要になってきます。
そのため、本気でキャリアアップを考えている人以外には、ちょっとオススメできない資格と言えるでしょう。

【メリット】
・キャリアアップに極めて有効
・英語、会計、法律、税務と、幅広い範囲を勉強できる。

【デメリット】
・勉強のために費用がものすごくかかる。

ということで、今日はいったんここまで。また後日追記していきます。


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