みなさん、早起きって得意ですか?
私はすごく苦手でした。
生まれてから25年間、早起きとは無縁の、不規則な生活を送っていました。
でも、ある時、ふとしたことで早起きが苦にならなくなったんです。
そして、早起きが習慣になると、毎日がどんどん充実して、楽しくなっていきました。
そこで今日は、私が早起きできるようになった方法をご紹介したいと思います。
たった4つのステップで、早起きが習慣になります。
皆さんもぜひ早起きを習慣化して、充実した、楽しい人生を手に入れて下さい。
Contents
早起きを習慣化する4つのステップ
ステップ① やりたいことを見つける
実は、早起きを習慣化するために最も重要なのは「心の底からやりたいと思えることを見つける」ことです。
そもそもやりたいこともないのに、早起きしても意味がありません。
(いや、もしかしたら健康にいいのかもしれませんが……)
この記事を読んでいるということは、今あなたは早起きをしていないわけです。
そこから早起きをするのは本当に苦痛です。
そして人間は意味もない苦痛を乗り越えることはできません。
本当に当たり前のことなんですが、早起きをしようとしている人の多くはこのことを忘れていると思います。だから挫折してしまうんです。
私の場合「小説家になりたい」「勉強して会社のやつを見返したい」といった「心の底から叶えたい願望」がありました。だからこそ、早起きをしようと思ったわけです。
皆さんも<本当にしたいこと><なりたい自分>を見つけるところから始めましょう。
ステップ② 10分早く起きて、喫茶店でモーニングを食べる
やりたいことが決まったら、いよいよ早起きします。
ここで大事なのは「よーし、明日から五時時に起きて一時間勉強するぞ~」なんて意気込まないこと。
一時間早く起きるだけでも一大事なのに、その上一時間勉強をしよう、なんて無謀です。
習慣化を達成するコツは、とにかく小さいことから始めることです。
まずはじめは「10分早く起きるだけ」から始めます。
10分なら、なんとかなる気がしませんか?
とは言っても、おそらく多くの方は、そのままでは早く目覚ましをかけても、二度寝をしてしまうことでしょう。
そこで、10分起きて、いつもより20分早く家を出て、喫茶店で朝食をとることから始めます。
早起きをしない人は知らないと思いますが、喫茶店のモーニングはものすごく美味しいです。
喫茶店に行くまでに適度に覚醒しているので、より一層朝食が美味しく感じられます。
早起きした自分にご褒美をあげるわけです。
人間は楽しいこと・楽なことなら続けられます。
だからまずは「朝喫茶店に行く」ことを習慣化するところから始めましょう。
そして喫茶店では「居眠りをする」以外のことならば、何をしても構いません。
何度も言いますが、最初から飛ばしすぎないのがコツです。
もちろん、気が向いたら最初に決めた<やりたいこと>をしても構いません。
これをしばらく続けます。
目安は一週間~二週間と言ったところでしょうか。
それで、朝少しだけ早く起きて、喫茶店に行くことが苦にならなくなったら、
次のステップに移ります。
ステップ③ 5分だけなにかしてみる
さて、ステップ②をクリアしたあなたは、そろそろこう思うはずです。
「毎日300円~400円のお金を払って、喫茶店で飯を食べているのに、何もしていないのはもったいない……」と。
実は後でいいますが、習慣化をするのに「お金を払う」というのは極めて重要です。
なぜなら、人間はお金を払ったときに「元を取ろう」とするからです。
せっかくモーニング代金を払っているのですから、
自分の<やりたいこと>をやらないと損です。
そこで、いよいよはじめに決めた<やりたかったこと>を始めます。
まずはその第一歩として「5分だけやってみる」ことにします。
5分だけ、がミソです。
何度も繰り返しますが、習慣化するときは「とにかく小さく始める」ことが大事です。
ようやく<早起き>が習慣になってきたばかりなのに、
いきなり「よーし、喫茶店で一時間勉強するぞ」なんてしてしまうと、
喫茶店に行くのが嫌になりかねません。
そうなってしまったらおしまいです。
なのでとにかく小さく、小さく始めます。
焦る必要はありません。
この「5分だけ作業」を続けていると、自然と「もっとやりたい」と思うようになります。
そうなったら締めたもの。今日は5分早く起きて、もう5分作業しよう……という風に、いい循環が始まります。
ステップ④ 自然ともっと早起きしたいと思う
さて、ステップ③をしばらく続けていくと、自然ともっと早起きしたいと思うようになります。
そこで少しずつ、早起きする時間を伸ばしていきます。
こうなってくれば、もう早起きは習慣化したも同然です。
お金が勿体無い。早起きして、家でやるのではダメなのか?
さて、早起きを習慣化する方法を解説してきましたが、
ここでこう思う人もいると思います。
「お金がもったいなくないか? 早起きして、家にいるのではダメなの?」
しかし、これについては断言しておきます。絶対にダメです。
必ず、喫茶店に行くようにしてください。
理由は3つあります。
そもそも、たかが300円を「もったいない」と思うのなら、早起きする必要はない。
理由、というよりは<そもそも論>なのですが、
「モーニングに払う300円をもったいない」と思うようなら、
「早起きをする必要なんてない」んです。
最初に言いましたが、早起きするには<本当にしたいこと><なりたい自分>が必要です。
そして、一日たったの300円も払えないようならば、あなたが思っている<本当にしたいこと>は<本当にしたいこと>ではないのです。
<本当にしたいこと>がないなら、早起きは絶対に習慣になりません。
だから、まずは「毎日300円払ってでもやりたいこと」を見つけてください。
家は基本的には「ダラダラする場所」である。
多くの人は自宅を「くつろぐ場所」、悪くいえば「ダラダラする場所」と無意識に思っています。
そんな「ダラダラする場所」である家で、なにかを頑張るということはものすごくハードルが高いわけです。
学生のころ「家では集中できないから自習室で勉強をしていた」という人も多いでしょう。
それと同じで、喫茶店を自習室として使うわけです。
そして「喫茶店に行ってコーヒーを買って勉強をする」ということを続けていると、
「喫茶店の自習室化」ができます。
喫茶店に来さえすれば、ダラダラせずに作業や勉強をできるようになるわけです。
もちろん、最終的には家でも集中して何かをするようにすることは可能です。
(東大に合格するような子は、リビングでテレビが付いている中でも勉強できるという話を聞いたことがあるでしょう)
しかし、まずはより簡単な「喫茶店の自習化」から始めましょう。
なんども繰り返しますが、小さくて簡単なことから始めるのが習慣化のコツです。
お金を払うことで「元を取ろう」と思う
これは先述しましたが、個人的に一番大きいと思っています。
人間は「お金を払うと、元を取ろう」と思うものです。
これを勝手に<もったいない効果>と名付けますが(笑)、
この<もったいない効果>が、「単に早起きして家で作業する」のでは得られません。
だから絶対に早起きを習慣化したいなら、喫茶店を利用するべきなのです。
早起きで人生は楽しくなる。
というわけで、早起きを習慣化する方法を見てきました。
いかがだったでしょうか。
最初にも述べましたが、早起きをすると、人生がどんどん楽しくなっていきます。
皆さんも是非、今回紹介した方法で早起きを習慣化してみてください。