キー配列を変更することで、タイピングの効率化につながります。
今回は、キー配列の変更についてをご紹介します。
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デフォルトのキー配列は非効率
皆さん、ちょっと手元にキーボードがあったら見てみてください。
実は、普段「使ってないキー」ってありませんか?
「CapsLock」、「変換」、「カタカナひらがなローマ字」
この辺りが代表例です。
これらのキーは歴史的な背景からいまだにキーボードに搭載されていますが、
実は現代のPCでは基本的には不要なキーなんです。
しかも、なぜかこれらの使わないキーが、キーボードの中でも打ちやすい場所にある。
一方、「enter」「backspace」「半角全角」といった、よく使うキーはーキーボードの隅っこにある。
よく使うキーなのに、打ちにくいところにある。
だから配列を入れ変えてやれば、タイピングを一気に効率化できるんです。
キー配列を変更する方法
「Change Key」というフリーソフトを使用しましょう。
使い方は超簡単ですし、有名なソフトなので、調べれば使い方が出てきます。
置き換え候補のキー
「CapsLock」
今使っていないならば※、必ず置き換えるべきキーです。
基本的には不要なキーであるにも関わらず、ホームポジションから近いところにあるからです。
ここに「Backspace」「Enter」「。」といった使用頻度の高いキーを割り当てていきましょう。
※ソフトによっては重要なショートカットなどが割り当てられているかもしれないので、あくまで一般的な話です。
「カタカナひらがなローマ字」
こちらも基本的には不要なキーだと思います。
私はここに「半角全角」を割り当てています。
「変換」
「変換」は「誤変換して確定した文字を再変換」するために使うキーですが、いい場所にあるのでエンター等、他の頻度が高いキーを割り当てると効率的。
私はここに「エンター」を割り当てています。
(「誤変換して確定した文字を再変換」する頻度と、「エンターを押す頻度」、どちらが多いか明らかです。だったら頻度が高いものを、ホームポジションから近い場所に割り当てた方が効率的です)
他には「。」も頻度が高くていいかも(デフォルトの場所は押しにくい)。
普段から「変換」を多用している人は、代わりに「カタカナひらがなローマ字」に「変換」に割り当てるといいかもしれません。
使用していない「alt」「shift」「ctrl」
たいていのキーボードに二つあるこれらのキーも、効率的に運用できそうなら置き換えていいでしょう。
「れ」
ホームポジションで、右の小指が常に乗っているキーにもかかわらず、
割り当てられているのは「+」という、使いどころが決して多くはないキーです。
わたしはここに、「ー」を割り当てています。
もちろん「+」を使うこともありますが、デスクトップならテンキーを使えばいいし、
ノーパソなら、普段使わない別のキーか、「ー」に割り当てます。私の場合「Insert」をほとんど使わないので、そちらを+にしています。
「F1」
これはちょっと特殊。
「F2」を押したいときに、「F1」を間違って押してしまうことありませんか?
おそらくExcel仕事をしている人は、「F2」をめちゃくちゃ使うと思いますが、
ホームポジションから遠いところにあるので、タイプミスしやすい。
それを避けたいので私は「F1」にも「F3」にも「F2」を割り当てています。
え、それじゃぁF1使えないじゃんって思うかもしれませんが、
F1は大抵「ヘルプ」を呼び出すキーで、私の場合、まず使わないです。
というわけで、今回はキー配列の効率化についてでした。