【人生が変わった本】『服を着るならこんなふうに』


私が読んで「人生が変わった」と思うような作品を紹介する本企画。

今回ご紹介するのはファッションバイヤーMBさん原作の漫画『服を着るならこんなふうに』です。

ファッションを題材にしたマンガなのですが、特に今までファッションに興味がなかったという人には絶対に読んでほしい一冊です。

このシリーズのおかげで僕は、人生がより楽しくなりました

 

1.ファッションを楽しむのにお金もセンスもいらない

漫画のあらすじは「オタクの主人公が、妹のアドバイスでファッションに目覚めていく」というもの。
特徴的なのは、オシャレを「理論」で説明しているところです

オシャレというと、なんだかセンスの問題か、あるいはそもそもイケメンかどうかで決まっているのではないかと、素人は思ってしまいますが、
MBさんはそれを否定します。

ファッションを一つの「科学」として扱っているんですね。
だから、理論を知ってそれを実践すれば、誰でもオシャレになれる、というのが本書、そしてMBさんの一貫した主張です。

2.オタクの僕が堂々と街を歩けるようになった

この漫画や、MBさんの著作を読んで、自分でも人生が変わったなと思います。
昔は、とにかく外に出るのが嫌いでした。

というより、私服がダサいというのがわかっていたらから、
そのダサイ格好で外に出たくなかったんですよね。

でも、この本を読んでから、「外に出たい」と思うようになり、外出する機会が増えました。
以前は本当に「服屋に行く服がない」状況でしたが、
今では服屋にも喫茶店にも堂々と行けるようになりました

3.服はコミュニケーションのきっかけになる

自分が新しい服を買ったら、多分それを見た人は「それ新しく買ったんだ」と話しかけてくれます。
逆に、他人が新しい服を買っていたら「それいいですよね。僕も気になっていたんですよね」と、話しかけるきっかけになります。

服が一つのコミュニケーションの話題になるんです

現代において、人々の趣味は多様化しています。だから趣味の話で誰とでも盛り上がれるとは限りません。でも、服のことは比較的誰とでも話題にしやすい。

特に服のことなら相手を褒めやすいというのも大きい。
例えば、女性に「肌キレイだよね」みたいに容姿のことをほめると、下手をするとセクハラになってしまいますよね。
でも「その服いいですよね」というのは相手のセンスをほめているわけです。
つまり相手の「内面」を褒めている。だから、嫌な意味でとられにくい。
服についてちょっとでも意識をして生活していると、上手くすれば、相手との距離を縮めることができるんです

そして逆に、他人に自分のものをほめられるのもうれしい。

服に少々の興味を持つことで、コミュニケーションが円滑になるんです。

だから私は、MBさんが言う通り「服で幸せになれる」と実感しています。

 

4.こんな妹が欲しい

と、最後にオタク的な感想。

服のことをいろいろ教えてくれるお兄ちゃん思いな妹が本当にかわいい。

以上。

 

 




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