【書評】『桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか』


【評価】

C(A~E)

【総評】

三菱商事からサンリオに転職し、営業利益を3倍(最高記録)に、時価総額を7倍にした著者の、仕事に対する姿勢をつづった本。

基本的には「人より地味な努力をせよ」というのが一貫した内容で、
サラリーマンとしての基本的な心得が記載されている本、
というのがそれ以上でも以下でもないこの本の評価。

記載されていることに、特別斬新なことは何一つないが、一方で多くのサラリーマンができていないことばかり。

この本でなければならない理由は一つもないが、サラリーマンになったばかりの時に読む「サラリーマン入門書」としては、一定の価値があろう。

【参考になった点】

仕事で結果を出すには準備が大事で、準備とは情報のインプット。
具体的に目の前の仕事で成功するには、
・新しい職場に行ったときは、そこにある資料を読み込む。
・コピーや資料づくりを頼まれたらその資料を読み込む。
といったことが必要な準備。
必要な時に読むというスタンスではダメ。
情報を頭に入れておくことで、自分の置かれている環境と仕事の全体像をつかむことができ、それが差につながる。

 




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