おすすめの小説・ブログ執筆環境をご紹介(デバイス選択編)


さて、最強の執筆環境を考えようということで、小説等を執筆するためのガジェット・アプリ・場所選択などについて考察していくこの企画。

まずはデバイスの選択編。
8つのデバイスの長所短所を考えていきます。

では、順番にそれぞれのメリット・デメリット、そしておすすめの製品を見ていきましょう。

デスクトップPC

デスクトップ型メリットは、何といってもスペックでしょう。動画編集等、重たい作業を行う場合にはデスクトップのスペックが生きてきます。
しかし、こと小説を書くという目的であれば、そのスペックが生きる機会はほとんどないでしょう。

……ただし。デスクトップにはデスクトップにしかないメリットがあります。
それはデスクトップはちゃんと机に向かって使うことになるので「仕事をしている感が出る」ということ。

デスクトップは「執筆しかしない」という風に「切り分け」をすれば、執筆がかなりはかどります。

ネットサーフィン用と分ける意味で、デスクトップを使うのは全然ありでしょう。
私はデスクトップPCを購入することはしませんが、ノートPCにディスプレイとキーボードを装備して、デスクトップライクに使用しています。

私の最強の執筆環境をご紹介します【2018/09バージョン】

ノートPC

最強の執筆用ノートパソコンの選び方【最強の執筆環境を考える】

小説を書くのであれば、ノートPCはメインで使う最有力候補です。
携帯性に優れ、かつクラウド連携がスムーズ、また豊富なテキストエディタを使用することが可能と、小説を快適に描くための条件がすべてそろっています。

なお、以下の条件を満たすものが良いと思います。

・ディスプレイ 11インチ以上13インチ未満
・重さ1kg 前後
・ストレージはeMMCもしくはSSD(HHDは絶対にダメ)

以下、予算別におすすめを紹介します。

~予算3万円~ Dell Inspiron 11 

なるべく安いものが良いという人は Inspiron 11がおすすめ。


小説執筆という用途においては、かなり良いPCだと思います。
メモリでeMMCなので、起動が早く、小説を書くには最適です。
もちろんストレージやメモリの関係で動画編集などの作業はできませんが、
ブラウジング程度であればサクサク快適です。

とにかく軽快に動く端末が3万5千円前後で手に入るので、現在サクサク動く端末を持っていないという方はぜひ購入を検討してみてください。

~予算4万円~ thinkpad x1 carbon

一切妥協したくないと言う人には、ThinkPadがオススメです。
中古の整備品であれば4万円から購入出来て、爆速起動・最高のキーボードを備えたノートPCが手に入ります。

実は4万円で手に入る。最強の執筆用ノートPCは間違いなくthinkpad【おすすめの執筆用ノートPC】

~予算5万~10万~ おすすめ機種なし

実は5万~10万クラスのノートPCって、小説の執筆と言う観点でいうと、あまりおすすめの機種がないんですよね……
小説執筆用に必要な要素(高速ストレージ、打ちやすいキーボード)という観点で考えた時に、
それらは5万円しかのもので揃ってしまう。

一方、より軽さや薄さを求めるなら15万円~クラスのモデルになる……。
これが執筆やブラウジング以外の重たい作業もやる……となると、10万以下でもコスパがいいモデル、というのがあるんですが。

無理に進めても仕方がないので、次にいきます。

~予算15万円~ macbook(12インチ)

10万円以上予算が出せて、「衝撃的に軽くて薄い」端末が欲しいということであれば、やはり12インチのmacbookがおすすめ。
本当に持ち運びが楽で喫茶店などに生きたくなる端末です。

最強の執筆用モバイルノートパソコンは間違いなくmacbook【レビュー】

 

pmera DM200

物書きを志す者なら誰でも知っているpomeraシリーズの最新機種。
これまでのpomeraシリーズは、日本語変換機能が極めて貧弱・かつクラウド連携ができないということで、
その携帯性は評価できるものの、小説を快適に執筆することができるとは言えない状況でした。

しかし最新のDM200ではその両方が改善。
単純に執筆に集中をしたい、いつでもどこでも快適に執筆がしたいというユーザーにとっては、最強のマシンと言えるでしょう、

ポメラ(pomera) DM200を1年半間使ってわかったメリット・デメリット【小説書き・ブロガー必見】

 

ただ、クラウドのファイルを直接読み書きするという機能はついていないので、その点では大きくマイナス。
他の端末で執筆したいという場合には、PCにテキストを飛ばす→それをクラウド・ストレージに保存する、という流れが必要になります。

GDP Pocket

おそらく気になっている人も多いのがこのGDP Pocketでしょう。

しかし、私は登場から長らく執筆用のマシンとしては考えていませんでした。
「いくらなんでも、小さすぎで執筆に使うとストレスがヤバイだろう」
と思ったからです。

ところで、実際に使ってみると、思いのほか快適。
もちろん、フルサイズのthinkpadに比べればミスタイプは多くなってしまいますが、
工夫すれば、かなりの速度でブラインドタッチも可能。
なんと私の場合、普通のフルサイズキーボードとGDP Pocketを使った時とタイピングゲームのスコアはほとんど同じです。

どうしても「記号」のキーが小さかったり端っこに追いやられていたりするのが唯一の欠点だと思いますが、
「モバイル用」という用途で考えるなら、GDP Pocketはかなり有力な選択肢になると思います。

ノートPCと違って、USB一本で充電できるのもうれしいところ。

chromebook

日本ではあまり馴染みのないchromebook。
私も使ったことがないですが、日本でもマニアの間では人気なんだとか。
その特徴は、
・低価格
・google chromeとandroidアプリだけしかつかえない
・爆速
であるとのこと。

執筆用端末として考えると、chromeしか使えないのでは厳しいかなと考えていましたが、
最近androidアプリが使えるようになったことで執筆端末有力候補に。
いずれ購入してレビューしたいと思います。

タブレット

さて、タブレットにはAndroid・Windows・iOSの三つがあります。
しかしここではWindowsのタブレットは除外して考えていきたいと思います。
というのも、Windowsのタブレットを使ってみて、Windowsタブレットは基本的にノートPCの劣化なんじゃないかと感じているからです(少なくとも小説執筆においてはという意味です)。

さて、まずは執筆デバイスとしてのタブレットの特徴を挙げたいと思います。

(a)ノートPCに比べれば、一つの作業に集中しやすい。
(b)スマホ・pomeraに比べて大画面。

大きいのはこの二つでしょう。

ノートPCだとウィンドウの切り替えが簡単にできてしまい、マルチタスクが可能ですが、
Androidタブレットだと基本的にアプリの同時表示はできません。
これは個人的にかなり大きなポイントだと考えています。

さて、具体的な機種についてですが……

タブレットと言えば、一番有名なのはなんといってもipadでしょう。
しかし、ipadは候補にはなりえないと考えています。
その理由は、基本的にiOSでは全角スペースキーを入力することができないからです。
これは小説を書く上ではあまりに致命的。
もちろん全角スペースを入力する裏技はありますが、しかしキーボードのボタン一つで入力できるようには決してなりません。
ですので、ipadは候補にならず。

また、Windowsのものも個人的にはナシだと考えています。
というのも、安いものだとWindowsのものはサクサク動くというのが難しく、ノートPCの劣化にしかならないからです。

ということで、執筆用のマシンとしてはiOS/windows以外が候補になります。

さて、具体的な機種ですが以下の3つが個人的にはお勧め。

Fire HD 8

・破格の安さ。

・物書きにもっともオススメのタブレット

・ライトな使い方ならば、3万円のタブレットとそん色ない動作をする。

kindle fire HD8は執筆に使えるのか~物書きにとってこれ以上に素晴らしいタブレットはない!~

fire7

・格安(Amazonプライム会員なら5000円)
・それなりに動く
・軽い(物理的にも動作的にも)

fire7は執筆に使えるのか?

ちなみに、個人的には、fire(7でも8でも可)+エレコムのキーボードと言う組み合わせが最強の執筆環境だと思っています。

【1万円以下でpomera越え】kindle fireタブレット + キーボードで快適な執筆環境を手に入れよう

Huawei 8.0インチ MediaPad M3 Lite 8

android端末が欲しいなら、Huaweiが絶対的にオススメです。
MediaPadは、kindleの二倍の値段がしますが、それでも二万円

それでいて308gと超軽量で、しかも指紋認証付き。

とにかく圧倒的なタブレットです。

執筆以外にも使用したいならば、これ一択です。

また、タブレット用の外付けbluetoothキーボードはこちらで詳しく解説しています。

【自腹で10万円以上かけて試した】タブレットで執筆するならおすすめのbluetoothキーボード

 

スマホ

最後にスマホですが、やはり何と言ってもその携帯性がウリ。
SF作家の藤井太洋先生がiphoneで小説を書いてデビューしたのは有名な伝説。

しかし、メイン端末として使用するのはやっぱり厳しい。
いくらフリックが上達してもキーボードには勝てません。
キーボードを使う手もありますが、それならpomeraやタブレットでいい……。

ということで、あくまで出先・あるいは寝る前にベッドの上で、プロットを考えたりネタをメモったり、あるいは推敲をするといった運用がメインになるでしょう。

ファブレット

5.5インチ以上7インチ以下のスマホ。
タブレットとスマホの間くらいの大きさの端末を言います。
個人的には6インチ前後のファブレットは、推敲や読書に本当にオススメです。

小説を書いたり読んだりするならファブレットMate 10 liteが最高だって話

というわけで、まず今回はデバイスの比較を行ってみました。
また随時追記していきたいと思います。

 

ドライアイに悩むあなたに。目に優しいから、推敲に超絶オススメなKindle Paperwhite

 

【まとめ】ライトノベル作家を目指すのにオススメの創作本




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