「早起きしたいから早く寝る」は間違いだ 『スタンフォード式 最高の睡眠』


本日は、『スタンフォード式 最高の睡眠』のレビューです。

なぜ「スタンフォード式」か

著者によると、実はスタンフォード大学は、睡眠学の分野の総本山だそう。
この本は、そのスタンフォードで睡眠を研究している研究所の所長によるものです。

それゆえ、本学術的な見知を重視しています。
僕は短気なので、ぶっちゃけベースで言えば、学術的な説明が少し長いなぁと思わなくもないですが、
一方でこの学術的な説明が重要であることを著者は述べています。

なぜ学術的な説明が重要かというと、「理解して実行したほうが効果が上がるから」。
(認知行動療法と言います)

つまり「寝る90分前に風呂に入れ!」とただ言われて実行するよりも、
なぜそれをする必要があるのかを理解してから実行したほうが効果が上がるのです。

そのために「学術的な説明」が必要なのです。

「いつもより早起きしたいから早く寝る」は間違いだ。
本書では、睡眠に関する「俗説」「思い込み」が実は必ずしも正しくはないということを指摘します。

一例を紹介すると、
①いつもより早起きしたいなら、早く寝る。
②90分サイクルで寝れば起きやすい

あなたが少なくともこれらについて「正しい」と思っているのであれば、
本書を読む価値は十分にあるでしょう。

 

個人的に何冊か読んだ睡眠本の中で一番しっくりくるものでした。
みなさんも是非読んでみてはいかがでしょう。




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